2012年03月03日

森の賢者 ―ミネルバの梟―

私がミネルバの梟について知ったのは輝先生の
『私たちが好きだったこと』によってです。
ヘーゲルについてはここではふれません。

その『私たちが好きだったこと』に出てくる愛子が
予備校でおばさん呼ばわりされながらも医学部に
合格するのを読んで夢を諦めることはないんだと
教わりました。
それから奮起して学んだ某大学の通信教育では
年齢も職業も実に様々な人たちがいました。
通信教育とはいえ実際に先生方から講義を受ける
スクーリングもありました。

「ただ学びたい!」という熱意を持って学ぶと
学生時代には全く判らなかった世界が広がった
ことにはとても感動しました。

ミネルバの梟は日々の暮らしの中に隠れている。
それを探すのは自分自身なのだと思います。

   ミネルバの梟
梟.JPG
   ―ミネルバの梟は、
    時代の黄昏とともに飛び立つ―

   ミネルバの梟は
   人間が得た知恵をミネルバに
   届けるよう命じられた
   孤独な森の賢者である

   人々が平和に生きていくために
   一体何が必要なのだろう
   苦しみや悲しみを癒してくれる
   人々の知恵はどこにあるのか

   それは優しい心の中にある梟2.JPG
   わが子の成長を願い
   愛しい人の無事を願う心
   自分の事は後回しにして
   周囲の人の幸せを願う心

   一人ひとりの小さな願いが
   やがては大きな力となって
   この世界を変えてゆくのを
   ミネルバの梟は見守っている


   私たちが好きだったこと (新潮文庫) [文庫] / 宮本 輝 (著); 新潮社 (刊)
 



posted by なる at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

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