2012年03月05日

春よ、来い!


冬来たりなば春遠からじ
この言葉を幾度となくつぶやいているうちに
もうすぐ春がやってきます。

冬というのは順番に訪れる単なる季節ではなく
人生にも冬の時代があって自分の心の扉を全く
開けられなかったときがありました。
そのころは輝先生の『海辺の扉』を何度も何度も
読みました。


再会の時、必ずや来たらん
この意味をきちんと理解しているかはわからないけど
私には救いとなった今も大切にしている言葉です。
心と言葉の関係はとても難しいですが言葉によって
心が救われるというのはすごいことだなと思います。
そんな言葉を紡いでいくというのが私の夢です☆

   冬の時代

   晴れやかな青空の下   tukushi.jpg
   逢えない寂しさと
   密やかな悲しみが
   私の心をかき乱す
   冷たい風に蒼ざめながら
   立ちすくむ私の足もとの
   凍りついた大地の中では
   新しい命が芽吹いている

   春はまだかな
   春はまだかな

   喪失の痛みも知らず
   まだ見ぬ春に憧れる
   あどけない囁きに
   耳をすませていると
   罪の深さにおののき
   私の中で石となって
   固まっていた時が
   ゆるやかに動き出す

   春よ、来い
   春よ、来い



   海辺の扉〈上〉 (角川文庫) [文庫] / 宮本 輝 (著); 角川書店 (刊)   海辺の扉〈下〉 (角川文庫) [文庫] / 宮本 輝 (著); 角川書店 (刊)   海辺の扉 上 (文春文庫) [文庫] / 宮本 輝 (著); 文藝春秋 (刊)   海辺の扉 下 (文春文庫) [文庫] / 宮本 輝 (著); 文藝春秋 (刊)




posted by なる at 01:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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