2012年03月07日

桜だより

10年ぐらい前から年に一度、桜の詩を書いています。
これは、一番最初に書いた詩です。
まだまだ幼さが残ってますが、懐かしい感じがします。
西行の歌のような詩が書けるようになる日は来るのかな。
負けてたまるか!負けてたまるか!負けてたまるか!

桜の詩を書くことは毎年やってくる春の楽しみの一つです。

   君には桜の歌が聴こえるか

   窓を叩く音に振り返ってみると
   桜の花びらがひとひらふたひら
   妖精の足跡のように並んでいる
   桜が咲く季節の嬉しい不意打ち

Naru-Baru.jpg   夜桜が見たくて散歩に出る
   ひっそりと佇む桜の樹に
   そっと近づいて耳をあててみる
   おかえり・・・そう聴こえた

  ― 私のこと知ってるの
  ― ああ、生まれる前からね
   老木が皺だらけの顔で
   微笑んだように見えた

   さわさわと風にゆられて
   花びらが歌っている

   春には歓びの歌で目覚め
   夏には蝉の鳴き声を吸って
   秋には夕陽で紅をさし
   冬には地に眠るものを見た

   そして今・・・
   譲り受けた新しい命を
   枝の間にそっと隠して
   さあ、皆のところへ帰ろう

   闇に呑み込まれていく
   花びらの声はいつまでも
   温かい春の風に和して響く
   さあ、皆のところへ帰ろう




posted by なる at 04:00| Comment(6) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

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