2012年05月30日

金環食を見た日☆彡

金環食の朝は多くの人が空を見上げていましたね。
神秘的な光景にすごく感動しました。
いつもながらSakuoさんの写真はすごいです♪♪♪

 Photograph by Mr. Sakuo

   血の絆

   暗闇にぽっかり浮かぶ
   真っ赤な輪を見ていると
   自らの魂の中で血脈の火が
   燃え盛っているのを感じる

   その炎を消してはいけない金環食2.jpg
   心の奥で誰かが叫んでいる

   来し方を振り返ったとき
   悲しみや苦しみの中にこそ
   その血を熱く燃やす薪が
   あったことに気づくだろう

   今はひたすらに前へ進め
   立ち止まって振り向くな

   暗闇の中にもある希望を
   見つけるのはあなた次第
   突然出現した真紅の輪は
   人と人を固く結ぶ血の絆

posted by なる at 00:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

菫の花咲く頃

白い菫の可愛らしいこと。
その凛とした姿に少し大人の純愛を重ねてみました。

 Photograph by Mr. Sakuo

   菫 ―純愛―

   平凡な家庭で育ち
   まじめに働きながら
   身の丈にあった
   暮らしをしていた君
   僕は無情にもそんな君を
   摘み取ってしまった
   何もねだらず菫.jpg
   わがままも言わず
   いつも君は微笑んでいた
   僕のずるさも弱さも
   きっと知っていたのに
   君は責めなかった
   僕を愛しながら
   僕を赦すために
   いつも君は微笑んでいた
   あまりの愛しさに
   君の瞳を覗いたとき
   かすかに揺れる哀しみが
   流れ星となって落ちたあと
   満天の夜空に煌めく星が
   きらきらと輝いていた
   君がどんなときにも
   僕の進むべき道を
   照らしてくれていたのか
   僕はその道をずっと
   君とともに歩いていこう


posted by なる at 00:00| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

朝日が照らす道

この朝の静謐な風景を見ていると寡黙になります。
過去と現在と未来を結んでいるような道。
そして、その道を照らしている朝日は私たちに
何かを示している。
それが何かを見つけるには歩き続けるしかない。
そんな気持ちになりました。

 Photograph by Mr. Sakuo

   朝日が照らす道

   人はどこからやって来て
   どこに去っていくのだろう
   太古から人が歩き続けた道を
   私は今も歩き続けている

   初めて通ったときは
   母の胸に抱かれていた
   小学校に入学する日も
   初めて恋に落ちた日も
   あの人と結ばれた日も
   つらいお別れをした日も
   そのときのありったけの朝日.jpg
   想いを抱きしめて歩いた

   いついかなるときにも
   清らかな光に包まれて
   見えない力に守られて
   この道を歩いていたと
   気づいたときに初めて
   私の過去や私の未来さえ
   ひとつの道しるべに
   なっていることを知る

   その道しるべが誰かの
   役に立ちますように
   今日も道を照らし続ける
   朝日に私は祈りを捧げる

posted by なる at 00:57| Comment(5) | | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

黒百合

黒百合の花言葉は「恋」や「呪い」です。
アイヌの伝説によると、愛する人や恋しく思う人のそばに
心の思いをこめた黒百合の花を名前も告げずにそっと置き、
相手がその花に気づいて手に取ってくれれば、思いが叶う
という話です。
どことなく魔性の女を想像させる花。
でも、魔性の女の中にも純情可憐な心はきっとあるはず。
そう信じてこの詩を書きました。

 Photograph by Mr. Sakuo

   黒百合‐再生‐

   世間の荒波にもまれ
   疑心暗鬼になってた
   私の心を開いたのは
   あなただけだった
   初めて私が愛した人
   それなのに突然
   死んでしまうなんて

   私の指のあいだから
   乾いた砂がさらさらと
   こぼれていくように
   愛は消えてしまった
   真っ黒な喪服を着て
   絶望の涙を流したまま
   私の時間は止まった
クロユリ.jpg
   いつしか時は流れて
   あなたが耳元でささやく
   そんなに悲しまないで
   僕はいつもそばにいる
   君と過ごした季節は
   消えることはないから
   さあ、微笑んでごらん

   あなたの優しさと
   揺るぎない愛情が
   遺してくれたものは
   夜の闇に閉ざされた
   私の黒い花びらにさえ
   進む道を示している
   柔らかい満月の光

   その光に包まれて
   私は私らしく咲く
   あなたから貰った愛を
   決して絶やさぬように
   いつも微笑んでいよう
   そして人々の足元を
   照らす灯火となろう

posted by なる at 00:00| Comment(2) | | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

邂逅★

人との出会いは不思議なものです。
縁というものも人智ではどうにもなりません。
だからこそ邂逅の機会を逃すことのないよう
日頃から準備しておこうと思います。
19日は素敵な時間をありがとうございました。
久しぶりに魂の打ち合いをさせていただいたようで
至福の時を過ごすことができました。
もっともっと自分を磨いていきたいと思いました。


   邂 逅

   何気ない毎日の中に
   突然感じた誰かの気配
   周囲を見回してみても
   辺りには誰もいない邂逅.JPG
   そうやって過ごすうちに
   偶然、絡んだ視線の中に
   一言交わした挨拶の中に
   あなたの気配が潜み始める

   私に向けられたのでない
   他者への優しい行為や
   幼き者を慈しむ心にふれ
   あなたそのものを知る
   言葉を交わし心を垣間見るうち
   以前から知っていたような
   懐かしさと新たな発見に
   はっと驚くような邂逅がある

   邂逅とは魂の奏で合う音を
   澄みきった心で聴くこと
   お互いの遺伝子に組み込まれた
   太古の記憶を呼び起こすこと
   そんな邂逅を逃さぬように
   心の扉に鍵はかけないでおこう
   扉を叩く音が日々の暮らしの中に
   埋もれてしまわぬように……

posted by なる at 23:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

未知の世界に…

明日は久しぶりにオフ会があります。
どんな人にお会い出来るでしょうか?
新しいことを経験するときには、誰でも不安になったり
しますよね。
でも未知の世界に踏み込むことは楽しいことでもあります。
素敵な一日となりますように。。。
お世話をしてくださる方々に感謝を込めてこの詩を捧げます。

   畏 れ

   新生の時を畏れてはいけない
   新芽が風に震えてそれでもなお
   伸びよう伸びようとするように
   生命の煌めきはあちらこちらに
   隠されている。
畏れ.JPG
   道端の何でもない草の中に
   日常の何げない言葉の中に
   それを感じ取れないのは
   弱い自分を守るために築いた
   薄っぺらい壁のためなのだ

   ほんの少しの勇気と深い愛で
   冷たい壁は壊してしまおう
   あのベルリンの壁のように…
   人と人との間には
   目に見えない愛があふれている


posted by なる at 00:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

れんげとミツバチ

れんげに止まるミツバチ。
まるで童話の世界みたいですね。
ほのぼのとした気持ちになります。
ミツバチの鼻歌が聞こえてきそうです。

 Photograph by Mr. Sakuo

   愛の囁き

   可愛いれんげさん
   はじめまして
   ご機嫌いかがれんげ.jpg
   今日はとっても
   いいお日和ですね
   ほんのちょっぴり
   あなたの蜜を
   分けてくださいね

   少し恥じらう
   れんげのはなびらに
   そっとくちづけ
   せわしげに動く
   ハチの羽音が
   甘く切ない愛の
   メロディーを
   奏でている

posted by なる at 00:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

新緑の季節に…

かつて奏者だったころ指揮者がタクトをかまえたときの
緊張感が大好きでした。
奏者と聴衆が一体になるような演奏を味わえたときは
天にも昇るような心地でしたね♪♪♪

 Photograph by Mr. Sakuo

   光の交響曲

   生命がきらきらと
   煌めく新緑の季節
   爽やかな五月の風が
   じっと息をひそめて
   コンサートの開演を待つ新緑2.jpg
   新進気鋭の指揮者が
   緊張した面持ちで
   タクトを振り下ろす
   吹き抜けていく風が
   奏でるアルペジオが
   最高潮に達した時
   木々は高らかに歌う
   魂が震えるような
   生命を讃える調べに
   聴衆はいつのまにか
   清浄な光の渦のなか
   ひとつになるだろう



posted by なる at 00:00| Comment(2) | | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

残照

爽やかな五月にも感傷的になる日はあります。
ちらちら揺れる木漏れ日の中で物思いにふけっている時に
別れの詩を書いてみたくなりました。
木々の照り返しが愛の残り火のように見えたのです。

 Photograph by Mr. Sakuo

   残照

   五月のさわやかな風が
   穏やかな眠りへといざなう
   夢の中で私は過去へと旅立つ

   なつかしい君の笑顔に
   悔恨が涙となってほほをつたう
   君への想いが心の琴線を震わせて
   切ないラブソングを奏でる

    愛していたよ新緑1.jpg
    愛していたよ
    今も愛してる

   君の指先が私の唇をなぞるのは
   私の甘い囁きを拒むためなのか
   封印したはずの愛の化石が
   別れの痛みと共によみがえる

    さようなら
    さようなら
    愛していたわ

   めくるめくような快楽の中で
   互いの身を焼きつくしながら
   一つになれないもどかしさを
   君も覚えているのだろうか

   今なお息づいてる愛の名残は
   心を揺らす木漏れ日となって
   うつしみの私に刻み込まれる


posted by なる at 00:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする

2012年05月09日

フデリンドウ

フデリンドウは上に向かって咲きます。
そして曇天や雨天には蕾を閉じるのですが、その蕾の形が
筆先に似ているからフデリンドウという名になったそうです。

 Photograph by Mr. Sakuo

   夢見るフデリンドウ

   落ち葉の中から
   魔法のように咲く
   可愛らしい花フデリンドウ.jpg
   母なる大地の愛に
   まもられているから
   太陽に向かって
   笑みがこぼれる

   明るい陽が翳れば
   その蕾を閉じて
   深い眠りにつく
   今宵見る夢では
   春の風に乗って
   まだ見ぬ国へ
   飛んでゆこう

posted by なる at 00:00| Comment(2) | | 更新情報をチェックする