2016年01月27日

ほだされて

吉村昭の『ふぉん・しいほるとの娘』を読了しました。
ふぉん・しいほるとの妻と娘と孫娘の物語です。
江戸末期から明治に向けて、輝先生の『潮音』とも重なる時代の物語。
「あいのこ」として生きていかざるを得なかった「お稲」が悩み傷つきながら産科医として成長していくさまは、あまりにも人間くさく、それゆえに女として我がことのように感じられる部分も多かったです。
私には「お稲」は紅椿の花のような人に思えました。ほだされて.jpg

 Photograph by Mr. Sakuo

   ほだされて
   身を任せては
   泣くひとよ
   たおやかに咲け
   椿のごとく


posted by なる at 00:00| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2016年01月20日

ねこじゃらし

寒い日が続きます。
私も本来は冷え性なので寒くなると寝付きが悪くなります。
グリューワインの恋しい季節ですね。(^_-)-☆
ねこじゃらし.jpg
 Photograph by mio

   眠れぬ夜(よ)
   心くすぐる
   ねこじゃらし
   張りつめた糸
   少しゆるんだ




posted by なる at 00:01| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

仄暗い闇

闇から見つめるものも見つめられるものも心に秘めた情念を燃やしている。
決して言葉にしないからこそ深まる想い。
それが成就するかどうかは、結局、天のおはからいなんでしょうね。
仄暗い闇.jpg
 Photograph by mio

   仄暗い
   闇の中から
   みつめる目
   火照るこの身を
   隠すすべなし







posted by なる at 00:22| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2016年01月06日

言の葉

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

言葉って不思議だなって思います。
ある意味ではコップみたいな入れ物でそこに吹き込む心によって、いかようにも変化する。
言葉を磨くってことは人間を磨くってことなのかなって痛感しています。
まだまだ欠点だらけだけれど、自分らしい色を出せるように勉強していきたいです。
そんなわけで、久しぶりに萬葉集を読んでみようかなと思ってます。
言の葉.jpg
 Photograph by Teraken

   哀しみを
   内に秘めたる
   言の葉の
   響き始める
   時をただ待つ





posted by なる at 02:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。