2012年04月02日

シルクロードに魅せられて

私がシルクロードに魅せられるきっかけは
輝先生の『ひとたびはポプラに臥す』です。
2000年4月3日梅田の紀伊國屋における
『ひとたびはポプラに臥す』のサイン会は
私の人生を大きく変えることとなりました。
その日もあの場所で桜は満開でした。
あんなに美しい夜桜を見たのは生まれて初めて。
今なお感謝の気持ちでいっぱいです。
人との出逢いは本当に素晴らしいものですね。

少しでもシルクロードの雰囲気を味わいたくて
平山郁夫さんの「大唐西域壁画」を薬師寺に
見に行ったときに散華を知りました。
大切な人を亡くした後初めて切ない行事だと
思い知らされました。

   散 華(さんげ)

   気まぐれな春風に揺られて
   桜がさわさわと歌っている。
   寒い冬はやっと終わっても
   私の隣には君がいないから
   涙がこぼれそうになるけれど
   花びらがふわりと落ちてきて
   ほほをそっとふいてくれる。

   泣いてもいいんだよ。BARU5.jpg
   泣いてもいいんだよ。

   満開の桜の下での誓い。
   桜吹雪の祝福を受けながら
   時が止まることを願った。
   幾多の別れを繰り返しても
   決して途絶えることのない
   命の温もりを伝えるために
   桜はあんなに美しく咲くのか。

   いつの日か又逢えるから。
   必ずどこかで逢えるから。

   花びらに刻みこまれた記憶。
   それは未来の君の中でいつか
   はっきりと甦ることだろう。
   かけがえのない時を共にした
   懐かしくて少し切ない想い出。
   君と私は必ずまた出会うのだ。
   桜の花びらが一斉に歌いだす。

   それまではごきげんよう。
   それまではごきげんよう。



   ひとたびはポプラに臥す〈1〉 [単行本] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊) ひとたびはポプラに臥す〈2〉 [単行本] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊) ひとたびはポプラに臥す(3) [単行本(ソフトカバー)] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊) ひとたびはポプラに臥す〈4〉 [単行本] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊) ひとたびはポプラに臥す(5) [単行本(ソフトカバー)] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊) ひとたびはポプラに臥す(6) [単行本(ソフトカバー)] / 宮本 輝 (著); 講談社 (刊)



posted by なる at 00:54| Comment(6) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おじゃまいたします。
「散 華」いい詩を読ませていただきました。

今日ぼくは定休日なので、家でのんびりみなさんの
ブログを徘徊しております^^)。

>桜の下での誓い。
ここいいですねっ!。昔むかしに思い当たる節があります。
さくらは散り際にも風情があり、春風にさくらの花びらがはらはらと舞い散る。
そして、また来年に花を咲かせるための準備を始める。
そして、春も繰り返し繰り返し訪れる。
Posted by teraken at 2012年04月02日 08:09
『ひとたびはポプラに臥す』
私の子育てバイブルです。
ちょうど子供が難しい時期になるときに初めて読みました。
母親として、1本筋を通すことができました。
壮大な距離を走破されたみなさんのほんとうに尊敬の念をいだきます。
最後の「いんちき臭さ」のところで自分も振り返り、この本のお陰で誠実に生きてこられたと感謝の念を持つんです。

桜、花はそのときの心によって見方が違いますね。
今年の桜はどんな思いで愛でるかなぁ。
Posted by 恵 at 2012年04月02日 11:00
てらけんさん、こんにちは。

せっかくのお休み、のんびりなさってください。

「桜の下での誓い」
手前味噌になりますが私も気に入ってます♪
大切な人との誓いを最後まで守りとおす。
そんな生き方ができればなあと思います。

静岡では桜が満開になっているところも
ありました。
桜と富士山も春らしい心躍る景色ですよ☆
Posted by なる at 2012年04月02日 16:21
めぐみさん、こんにちは。

『ひとたびはポプラに臥す』
私にとっては人生のバイブルですね。
今は「日本人骨抜き計画」を阻止すべく
頑張っている…つもりです^^)。
どの巻を読んでも飽きることはないですね。

桜もあと何回見られるのだろうかと思うと
愛しさもひとしおです。
私は今年の桜に「勇気」を重ねて見たいです♪
Posted by なる at 2012年04月02日 16:34
今頃コメント;そして初コメなのですが~(´ー`A;)
きょ年、奈良に「奈良きたまち散華美術館」というのができまして。
美術館といっても古民家を改装した小さなところですが。
そして近鉄奈良駅から徒歩15分くらい(?)の不便な場所ですが。
来てみてくださいねぇ~ヽ(〃´∀`〃)ノ
やたらなるさんを奈良に誘ってますネ



Posted by 洋 at 2012年04月16日 23:25
洋さん、こんばんは。

私のブログに来てくださってありがとう♪
大・大・大歓迎ですよ~♪ヽ(*´∀`)ノ

「奈良きたまち散華美術館」は、とても
興味をそそられます。
私、歩くのは結構得意なんですよ。

奈良はとっても魅力的なところなので
いつかゆっくり時間をかけて探索したい。
その時はどうぞよろしくお願いします。
Posted by なる at 2012年04月16日 23:43
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