2012年06月20日

美しい舞姫

一人静という花の名前の由来は静御前。
義経の愛妾であった静御前はとても美しい人でした。
兄頼朝に受け入れられず都を落ちていく義経一行に
ついていった静御前は吉野山が女人禁制であるため
義経と別れを余儀なくされます。
その後、捕えられた静御前は頼朝の前に引き出されて
義経の動向について尋問を受けることになります。
静御前は、頼朝の前で義経への想いを堂々と口にして
義経のために舞を舞います。
その一途な想いを哀れんで妻の政子が激怒した頼朝を
宥めたとか。。。
平家物語に登場する女性は愛する人に全てを捧げる人が
多いですね。

 Photograph by Mr. Sakuo

   一人静 ‐舞姫‐

   今こんなふうにして
   春風に揺れていると
   いにしえの記憶が蘇る

   亡き人を偲ぶように
   しめやかに舞を舞う一人静.jpg
   どうしてあの人を
   忘れることができよう
   二人の命が散っても
   私たちの愛は死なない

   捕えられたときに
   かつて白拍子だった私は
   あなたのために舞った
   たとえ殺されようと
   どこまでもあなたに
   ついていきたかった

   静御前の深い愛に
   そっと寄り添うように
   一人静は咲いている




posted by なる at 00:00| Comment(4) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
歴史を語るといいますか、織り込んだ詩ですね。
身が詰まされながらも、愛の深さを感じて、
静かな花の佇まいに、女の情念を感じました。
Posted by teraken at 2012年06月20日 21:57
てらけんさん、おはようございます。

輝先生に勧められて吉屋信子の『女人平家』を
読んだことがあります。
今までの平家物語の概念が覆されました。
輝先生の女性讃歌の一端を見た思いでした。
「情念」は文学において大切な要素ですね。

Posted by なる at 2012年06月21日 09:12
なるさん、こんばんは

そちらは雨はいかがですか?
こちらは今、激しく降っています。

静御前の着物姿のイメージがこの紫の花のようですね。
私は歴史が苦手なので、少しず勉強したいと思っています。
先生お勧めの吉屋信子さんの『女人平家』を
読んでみたいと思います。
Posted by 恵 at 2012年06月21日 21:49
恵さん、こんばんは。

こちらは今、雨はやんでいます。
少し遅れてきそうですね。

ごめんなさい。
紫の花じゃなくて白い花が一人静です。
吉屋信子さんの『女人平家』は古書店でも
手に入らなくて全集におさめられたものが
図書館にありました。
素晴らしいのでぜひ読んでみてくださいね♪
Posted by なる at 2012年06月21日 22:07
コメントを書く
コチラをクリックしてください

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。