地下鉄でジプシーに襲われて幸い被害はなかったものの
さすがに動揺してしまいました。
旅の終わりの方だったので疲労も出てきて思わず涙が。。。
そんな一コマを詩にしてみました。
ジプシーに襲われた時も乗り合わせた人たちが助けてくれて
「ローマは本当は良い街だから楽しんでね」みたいな言葉を
かけてくれたのが忘れられません。
ちなみに嫌な思い出にならないようにそのあと再度、地下鉄に
挑戦しました♪♪♪
ローマの街角で
旅を長く続けていると
疲労が限界を超える時がある
ローマのひとけのない街角で
些細なことで喧嘩した
思わず涙ぐんでいると
上質な黒い革の
ライダースジャケットを着た
見知らぬ男が
「このローマで男が女を
泣かせたりするんじゃないよ」
と話しかけてきた
もちろん生粋のイタリア語で
私たちは二人とも片言しか
イタリア語が話せないのに
ハッキリ意味がわかった
おかしくて苦笑いしていると
「ちゃんと仲良くしなよ」
と男は笑顔でウィンクして
足早に立ち去って行った
ああ、素晴らしき哉
ローマっ子の心意気!
してやられました。
なるさんにケガがなくて、ほんとに良かったっす。
(^^)
ご心配いただきありがとうございます。
日記を巡る旅は無事に終わりましたね。
<愛>と<心>。いかにも陳腐な言葉。しかし、
私たちは、この陳腐な二文字からいつも
自由になれたことがない……。
『オレンジの壺』より引用
だから私は詩を書き続けるのだと思いました。